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再生医療「多数点一回法による高濃度PRP治療」

大森整形外科 再生医療PRP治療センター

※大森整形外科が提供する再生医療を担当する部門名として患者さん向けに院内掲示しているものをそのままウェブサイトに記載しています

外来案内と予約方法

  • 大森整形外科 再生医療PRP外来(厚労省 再生医療法 届出受理医療施設)  @JR京浜東北線 大森駅

担当医

白田院長(整形外科専門医&再生医療認定医)

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PRP治療は完全予約制です。上のボタンより、まず初診の受付時間帯申し込みサービスをご利用になり、院長の診察を受けていただきますよう、お願い致します。

 

 

院長は、整形外科領域の再生医療であるPRP治療を、再生医療法施行後より数年来にわたって行ってきた実績があります。PRPはPlatelet-Rich Plasmaの略で、多血小板血漿といいます。
PRP中に含まれる、複数種の成長因子抗炎症サイトカインが適切に効果的に作用することで組織の修復抗炎症作用をもたらし、その結果、痛みの軽減につながります

特に、来院患者さんの内でもっとも多いケースは、数ヶ月~半年以上の痛み止めや湿布の投薬やヒアルロン酸注射などの
*保存療法を行ったが痛みが続いている方
*手術を避けたい方(人工関節や骨切り術など)です。
*変形の予防として治療を受ける方もいらっしゃいます。


当院のPRP治療の特徴
⇒整形外科分野における、厚労省 再生医療法 届出受理医療施設です

・日帰りで行うため、入院不要です。
・高濃縮PRPを用いる「多数点一回法」を採用しており、一度に“一般的なPRPの20~40回注射相当分のPRP”の投与を行うことができます。
他のPRP療法のように毎週〜毎月行うPRP注射のため通院し続ける等の手間がありません。
・その場で、「採血→PRP作製→注射」を行えます。
理由は、当院内に厚労省届出受理の特定細胞加工施設があり、PRP作製を院内で行っているからです。
当院内で新鮮なPRPを作成できることから、2〜3時間で治療が終了します。

*特徴:作製は新鮮なPRPを保つために院内で行うため、採血から投与まで当日中での治療が可能です。
<他院との違い>当院で作製する新鮮PRPは、外部委託(フリーズドライ化:作製まで2~4週間程度)する必要なく、保存料や鎮痛剤を添加せず、自己血由来なためリスクや副作用が発生してておりません。

【厚労省認定 特定細胞加工物製造届出受理施設】
大森整形外科院内に細胞加工室を設置しており、
その場で“高濃度PRP”を作製致します。

※大学病院に匹敵する規模の細胞加工室を備えています。

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白田院長が行う PRP治療の特徴

再生医療PRP外来の担当医は運動器PRP領域のスペシャリストである、白田院長が専任担当しております。3000症例以上の運動器再生医療の経験がある同分野での日本のトップランナー医師でもあります。

当院のPRP治療は2016年に院長により考案された「多数点一回法による運動器エコーガイド下高濃縮PRP治療」により行っております。

これは一般的な関節腔内PRP療法と異なり、診察による痛みの発生源の特定と超音波診断装置(エコー)やMRI画像から、下記に記載した治療対象部位の損傷組織部のみに"高濃度”のPRP(一般的なPRPの20~40回投与分に相当するPRP量:院長が考案した方法による※)を投与することにより、中長期成績に優れる方法です。
※:白田ら, Bone Joint Nerve Vol.10 No.2 (2020.4), 207-218. その他下記医学論文参照。

多くの症例で1回~2回の投与1年以上にわたり痛みが軽減していくため、保存療法が無効であった患者さんにとって、満足度の高い治療となっています。日本各地の遠方からの通院患者さんも多くいらっしゃいます。

本法の研究報告は、複数の論文や日本整形外科学会専門医単位認定研修会での講演だけでなく、2019年5月にパシフィコ横浜で開催された日本整形外科学会総会の専門医向けセミナーに担当医の白田院長が登壇したことで、多くの整形外科専門医に知られるようになりました。現在はさらに海外(欧米・アジア)での招聘講演も増えており、治療が安全にかつ有効に行われるよう、普及に努めています。

◎白田院長が執筆した、最近の著書・医学論文雑誌
臨床整形外科 54巻1号 (2019年1月)
「最新基礎科学/知っておきたい  運動器エコーガイド下多血小板血漿(PRP)治療〈多数点一回法〉—従来保存療法と手術療法の間を補完する新たな運動器治療法 疼痛緩和とメカニズムを実臨床から知る」
別冊整形外科 1巻76号 (2019年10月)
「運動器疾患に対する保存的治療―私はこうしている Ⅲ.保存的治療各論 多数点一回法での組織損傷部投与による運動器エコーガイド下多血小板血漿治療 ―多血小板血漿を用いて組織修復により疼痛改善をめざす新たな運動器治療法」
Bone Joint Nerve 10巻2号(2020年04月)
「整形外科領域のPRP治療: どこまで明らかになったのか Part3 変形性膝関節症 変形性膝関節症に対する『凍結乾燥PRP』と『多数点一回法によるエコーガイド下高濃縮高容量PRP治療』」
Monthly Book Orthopaedics 33巻 11号(2020年10月)
「上腕骨外側上顆炎に対するPRP療法 ; 多数点一回法によるエコーガイド下高濃度PRP治療」

 

 

対象の方

対象の方は、下記の通りです。
(☆は当院でも症例数が多い疾患です。)

対象は、ひざ、肩、腰、股関節、肘、手首、足首、捻挫、手足の肉離れなどに伴う症状です。
長引く痛みや、繰り返す痛み、痛み程ではないが違和感関節の将来に不安な方など、対象範囲は広いです。

ご自身での適応判断は難しいです。
困っている方は、整形外科と再生医療の専門医である院長が診察し適応を判断します。
まずは、お気軽にご受診ください!

〇膝関節
 ☆半月板(変性)損傷
 ☆変形性膝関節症(初期~末期;KLグレード1~4)
 ・靭帯(内側側副靱帯MCL/ 前十字靭帯ACL/ 内側膝蓋大腿靭帯MPFL)損傷
 ・膝蓋腱炎

〇股関節
 ☆股関節唇損傷
 ☆変形性股関節症(初期~中期)

〇足くび
 ・足関節靭帯(ATFL等)損傷(足くびの捻挫)
 ・アキレス腱炎
 ・アキレス腱断裂

〇足うら
 ・足底腱膜炎(かかとの長引く痛み)

〇肩
 ☆腱板損傷(いわゆる五十肩も含みます)
 ・上腕二頭筋長頭腱炎
 ・肩関節唇損傷
 ・変形性肩関節症

〇肘
 ☆上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
 ☆上腕骨内側上顆炎(ゴルフ肘)
 ・尺側側副靭帯損傷(野球肘)

〇手くび
 ・TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷/・ド・ケルバン 腱鞘炎

〇筋損傷
 ☆肉離れ(軽度~血種を伴うもの):手足や体幹筋(腹筋や背筋)など

〇腰痛、頚痛、肩こり
 ☆長引く症状で、組織損傷を伴うもの:体幹筋(腹筋や背筋)など

 

治療費

治療費は作製するPRP組成(LR-/LP-PRP)や濃縮率・投与量・投与範囲により変わります。
PRP治療は自費診療になります。
おおむね「1部位あたりPRP費48万円(治療範囲により変わります)+診察費・検査費・薬剤費計1万円」(税別)がかかります。
支払いは治療が決定した後になりますので、まずはお気軽に相談するためにご来院ください。
より高濃度のPRP作製のため、使用する作製キット数や、作成方法ならびに投与方法の随時アップデートを行っております。
おおむね上記費用となります。詳細は、診察時にお問い合わせください。

※当院では現金のみの取り扱いとなります(クレジットカードや電子マネー等は使用できません)
※駅前のため、近隣に銀行支店やATMが複数あります。隣ビルは三菱UFJ銀行大森支店です。

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