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レントゲンで診断のつかない整形外科の病気???

[2020.06.23]

こんにちは。
大森整形外科 院長の白田です。

 

本日は、レントゲンで診断のつかない整形外科の病気について、書きたいと思います。

よくセカンドオピニオンで診察中に患者さんから言われる言葉があります。
「前に、レントゲンで異常がないと言われたけど、やっぱり痛いんです・・・」

なぜでしょうか?
答えは…
レントゲン(X線画像)では診断できない整形外科の病気(運動器疾患)がとても多く存在するから!

だって、レントゲンはあくまで骨などの硬い組織をX線で透視し影をみているだけだから。

例えば、肩の痛みは、ほとんどの患者さんにおいて、レントゲンでは診断がつきませんよ!
診察所見とエコー(超音波)によりきちんと診断がつきます。
以前はMRIを撮ることが多かったのですが、最近の新しいエコー機器は性能が上がり、MRIよりもエコーのほうが良く見えますよ。
診断がつけば、きちんとした治療方針が立てられ、痛みが改善するワケです。

ちなみにレントゲンももちろん基本検査として大切で、骨折や脱臼の診断にはレントゲンが有用です。


大森整形外科
院長 白田

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